オーダーメイド ダマスカス
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damascus
10月15日に完成した。第2作目のオーダーの洋風チョウナ(ADZE)が280回の折り返し作業で、
出来上がった写真。デジタルカメラ カシオLV-10にて撮影しているのですが、昨年水没一回、転落三回、スイッチは疲労骨折したので
ホットグルーで半永久的応急処置を施したら、どう言った訳かでカメラ本体の裏ブタを押さえると
シやッターがきれるようになってしまった。その結果かどうか解りませんが写真が曇っている様に見えるが、
又は紫外線が強すぎるせいなのかとも思える何れにせよ、何となく解て頂けたら其れで好しと言うところ。
11月13日木曜日、タウボ木工職人組合のミーティングが毎月第2木曜の夜7時半から有るので、
その前に第3作目のオーダーメイドのダマスカス、洋風チョウナ(ADZE) アァズッの出来具合が気になったので覗きに伺ったのでした。
一回目の焼き入れが終わったところで石灰のカマに入れて徐々に温度を冷まして行く作業の最中。
他のお客さんからの注文で、一定方向に流れるダマスカス模様をいったん縦方向に切断して、
その文様が互い違いに交差する模様のオーダーだったので切断したダマスカスの角棒を注意深く模様が互い違いになるように合わせている様子。
焼入れの部屋にあった焼冷まし用の樽桶、お国柄かワインの入っていた樽のリサイクル品。
同時に数本の焼入れ作業があることを想定して道具を用意するので、まめな整理整頓が基本。
カジ屋さんの事を、BLACK SMITH と言います。
この大きな、ダマスカス専用の工場をたった一人で切り盛りしているのですが大きな怪我の時は
誰もいないのが欠点、と言うことは助けに誰も来られない事になってしまうので絶対怪我は出来ない、
同じ敷地内の自宅に奥さんは居るが緊急の場合は誰でも難しい。
おなじみの旋盤
サンドブラスター、
リサイクルのダストカバー、お金は有るが節約の心がけが大切。
アメリカから取り寄せた、ナイフ用ベルトサンダー、2台目は自作をすると言っていた。
これが、高いンーだーと言っていたサンディングベルト。
ハンマー50トン。
30トンのハンマー。
フライスばん
プレス機の10馬力のモーター。
プレスー。
これは木工室のシックネサー、 カンナ、隣にある部屋ではライフル銃のストックなどを造っているのです。
焼いれのカマ、小鳥の家のようなデザイン。
小鳥の家に火が入ったところ。
焼入れのダマスカス種板用の竿。
ダマスカスの角棒を磨いて模様を出し模様あわせの準備。
絶えず新しい模様にトライし続ける。
模様が決まったらクランプで固定して。
先端と末端を溶接して。
焼入れの時に使う竿を溶接。
先端と末端と竿を溶接し終わったら焼入れの部屋で刀身の部分に針金を巻き付け依りよく密着させる。
巻いーて 巻いーて。
ダマスカス鋼の持ち味である独特の不思議な模様と、mr MATT JAMESに依って鍛え上げられた数々の技術に裏付けされた切れ味は、
日本の刃物の出来の良さを自慢していた私に、久し振りに日本風の刃物の切れ味の鋭さを異国の地ニュージーランドで手にすることが出来ました。